日本平の自然に溶け込むようなオーロラを中心とした革工芸品を展示。
「これは何で出来ているんですか?」私の作品を初めてご覧になった方に、よくこう尋ねられます。
「これは革です」と答えると皆さん驚いて、あらためて作品に見入ってくださいます。
古来、革は奈良正倉院の宝物の素材として使われたり、被服、武具、バッグなどの素材としていつも私たちの身近にありました。
革にはどんな形にもどんな色にも変化する限りない表現力があります。富士山の日にちなんだ作品『赤富士』は、なんと透ける革素材です。
オーロラの一瞬の輝きと感動を革に託して創作した作品たちを、ご高覧頂けましたら幸いです。
期 間 | 2022年2月19日(土)~3月14日(月) |
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会 場 | 日本平ホテルロビー階 |
料 金 | 無料 |
主 催 | (一財)川村文化振興財団 |
山本好恵
【所属】
日本革工芸会会員(1990~2019)
焼津市工芸協会常任理事
静岡県工芸家協会理事
現代工芸美術家協会本会員
静岡県美術家連盟会員
▷革工芸略歴
1980年 東京・横浜の専門学校・専門店(3コース)に通い、
基礎知識・加工技術を学び、レザークラフト認定講師資格取得
1982年 同、革彫刻(カービング)認定講師資格取得
1985年 「鞄製造業 中堅技術研修会」バッグコース
通商産業省主催 50講座(1年間)を修了
1990年 革工芸 総革創手縫箱の第一人者
矢沢十四一先生に師事(~2000)
日本革工芸展通産省生活産業局長賞など受賞4回
1991年 静岡県芸術祭 受賞4回
静岡県工芸美術展 受賞5回
1997年 焼津市市民文化祭市長賞2回(2001)
1999年 富岳ビエンナーレ 入選3回
2002年 一言良一郎先生主宰オアシスの会
現代工芸美術家協会(神奈川・静岡会)の研修会に参加
2005年 日本現代工芸美術展 入選12回・受賞3回
2009年 国民文化祭奨励賞受賞
2012年 日展 入選2回(2016) 静岡県美術家連盟展、大賞含め受賞5回
個展5回(柳屋ギャラリー、アートカゲヤマ、未来)他グループ展多数